.dat ファイルの開き方

.dat は形式ではありません。どんなプログラムでも自分のデータに使える汎用の拡張子なので、2つの .dat に共通点がまったく無いこともあります。最初にすべきは開くことではなく、正体を突き止めることです。

.dat

なぜ開けないのか

  • 拡張子が何の情報も持っていません。.pdf や .png と違い、.dat は中身について何も約束しないので、OS が関連付ける先を持てません。
  • ダブルクリックで開けるはずがありません。「.dat を開くアプリ」が存在しないのは、「.dat というもの」が存在しないからです。
  • 「dat ファイル 開く」で検索しても解決しないのも同じ理由です。すべての .dat を開けると謳うツールは、意味のあることをしていません。

開き方

まず正体を判定する

  1. 1 このサイトのファイル判定ツールにドロップします。
  2. 2 ほとんどのバイナリ形式が先頭に持つシグネチャを読み、ファイル名が何であろうと実際の形式を特定します。
  3. 3 そこから、このサイトで開くか、どのアプリケーションのものかが分かります。

出所別のよくあるケース

  1. 1 メールから、winmail.dat や ATT00001.dat という名前で届いた場合:メール1通が丸ごと入った Outlook の TNEF 添付です。
  2. 2 ゲームやアプリのフォルダ内:そのプログラム専用のセーブデータや素材データで、外部から扱う手段は基本的にありません。
  3. 3 映像機器から、VIDEO_TS などと一緒に:MPEG ストリームであることが多く、.mpg に改名すれば VLC で再生できる場合があります。
  4. 4 バックアップやエクスポート:実体がプレーンテキストや CSV のこともあります。コピーをテキストエディタで開いてみるのは無害な確認方法です。

改名は試す価値はありますが、答えになることは稀です

拡張子を変えても中身は変わらないので、コピーで試すぶんには何も失いません。ただし効くのは「既知の形式が間違った名前を着ている」場合だけで、独自形式が読めるようになるわけではありません。

同じ場面で出てくる形式

よくある質問

.dat ファイルは危険ですか?
それ自体が危険なわけではありませんが、「中身が分からない」というのはまさに慎重になるべき状況です。開く前に判定し、心当たりなく届いたものには警戒してください。.dat は、無害そうな名前を着た実行ファイルであることもあります。
メールの添付が .dat で届いたのはなぜですか?
ほぼ確実に、送信者が Outlook のリッチテキスト形式を使ったためで、これが winmail.dat を生みます。このケースについては専用のページとビューアがあります。
.dat ファイルを変換できますか?
何のファイルか分かってからの話になります。元の形式が特定できるまで、「.dat を変換する」という操作自体が意味を持ちません。